沈む

 

 

 

 

漆黒の海に沈み

上も下もわからない

確かなのは身体の痛みだけ

丸まって眠るけれど

耳を押すざわめきに目を覚ます

 

 

 

どれだけ続けたかわからない

どれだけ続けても変わらない

あなたはこの世界を出て行った

幸せになるために

僕と関わらない世界へ

 

 

 

それなのに

あなたの声がする

今にも胸が張り裂ける

でも僕はただ答えるだけ

僕のいない幸せがあるなら

何も言えることはない

 

 

 

光が射した気がしたのは

束の間のまぼろし

僕はまた

暗闇で丸くなる

痛みだけを感じる

果てしないひとりぼっち

 

 

 

花が咲いたそうだね

 

 

 

でも僕のあこがれは

深く深く沈んでいくこと

ただ沈んでいくこと