もうすぐ花が咲く

 

 

あれほど近くで話しかけていたのに

いつの間にかどこにもいなくなった

暮れていく空を見上げて

僕は途方に暮れる

 

 

さびしいとかかなしいとか

言いたくない

ただ元に戻っただけだと

僕は吐き捨てる

 

 

空を見る僕の横を

何台もの車が走り過ぎる

その度に僕は目を伏せる

奇跡がないことを知りたくない

 

 

そうさ

今の孤独は

前の孤独とは違う

 

 

あなたは去った

ほんとうのさよならだ

もうすぐ花が咲く

僕はもう笑わない