どうでもいい

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何も与えられず

何も与えず

最初からなにもなく

もう愛しさもない

 

 

そう思うしかない

 

 

それしかないだろう

 

 

捨てられたゴミに

なにが残ると?

微塵の希望もない暗闇で

美しい記憶を撫でると思うか?

 

 

ああ

あの川

あの花

あの月

 

 

忘れたい

 

 

毎日受ける罰は

痛くてしかたがない

 

 

その痛みがまるで救いのようだ

死ぬほど痛いんだよ

 

 

知るつもりのないあなた

もういなくなったあなた

 

 

 

あなたのいない朝を

太陽に向かって走る

背中にいる月を

僕はけっして振り向かない

 

 

 

目が覚めてからずっと痛い

眩しくても明るくはない

 

 

 

凍る寸前の水に

足首まで浸かっているように

紫色の唇で僕は言う

 

 

どうでもいい

もう

どうでもいい