はな

 

 

 

 

かなしくて

かなしくて

かなしすぎて

なにもいえない

 

 

こいしくても

こいしいとはいえない

さけぶほどいたくても

いたいとはいえない

 

 

だいじょうぶかときかれたら

だいじょうぶだとこたえる

しぬようないたみでも

まだいきているから

だいじょうぶだという

 

 

ぼくをしんぱいしているなら

しんぱいをさせたくはない

いたくてあるけないときでも

ちゃんとたっているとつたえる

 

 

ぼくをしんぱいしていないのなら

いたみをつたえてもいみはない

だいじょうぶということばを

ただききたいだけなのだから

 

 

まよなかなにぼくは

ひとりぼっちで

からだをさすっている

いたみはきえないけれど

なくのをこらえるためにさする

 

 

ぼくはばつをうけるべきだろう

ただぼくのつみは

これほどおおきなものなのだろうか

 

 

あいは

あるかないか

どちらかしかない

いいわけはいらない

うそはきらいだ

 

 

きみとみたはなが

もうすぐさく

あのうつくしいいろは

きおくのなかにだけある

ぼくはもうみない

にどとみない