テーブルの向こうで
君が笑ってる
外はいつの間にか暗くなって
車のテールランプが光ってる
コーヒーの香りを挟んで
君の瞬きをみていると
騒がしい店の中が
ゆっくりと静まり返って
君と僕しかいないみたいだ
君を笑わせたくて
僕は大げさな身振りをする
大きな声でふざけて
君を困らせる
でも本当は
君に夢中なんだ
僕の大好きな顔で
君は声を出して笑ったり
優しく微笑んだり
時々まじめな顔をして
まっすぐ僕を見てる
そのたび僕の胸はキュッとなるけど
それを隠してコーヒーを飲む
もう何杯飲んだだろう
君が席を立つと
帰ってくるのが待ちきれない
君がおいしいと言うと
僕はなんでもおいしいと思う
君の傍にいられるなら
僕はなんだってする
君が好きだよ
大好きだよ