その先の永遠

ほのかな灯りの中のテーブルとイスの写真

Photo credit: mugley on Visualhunt.com / CC BY-SA

 


 

テーブルを挟んで

今日あったことを話す

ずっと一緒にいたのに

また二人の時を確かめる

 

 

ささやかな食事を前に

少しの灯りと

月の光が

君の微笑みに射して

僕は世界が完璧だと

また気づく

 

 

僕はうっとりして

君の傍にいること以外

すべて忘れる

毎晩のことだけど

今日もこの瞬間を胸に刻む

 

 

永遠があるとすれば

それはここにある

いま世界が終わったとしても

僕は構わない

君を見ていられるなら

 

 

愛しさが二匹

足にまとわりついて

君はまた美しく微笑み

僕は腰をあげる

君たちのしなやかさに

僕は鼻を近づける

 

 

僕たちは

ひとつのぬくもりになる

いつまでも続く